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鬼畜倶楽部
第4章 初体験

部屋を出た、伊東と夏帆は、エレベーターの前に立ったいた。
夏帆は、まだ縄の刺激に興奮したまま、さっきまで、隣の大学生の伊東 優に、高手後手縛りをされて、初めて縄の体験に魅了されていた。
チン
エレベーターが来ると、伊東は夏帆を促す様に手をエレベーターの中に差し出して、エレベーターに乗り込み1Fのボタンを押した。
最初に、4人で会ったロビーの喫茶室に向かった。
『夏帆さん、コーヒーでいいですか?』
伊東が、夏帆に尋ねた。
夏帆は、興奮しながら、頷いた。
店員にオーダーすると、伊東が話し出した。
『いきなりすみませんでした。』
『今日は、夏帆さんとお話しだけの予定だったんです。』
伊東が言うと、夏帆はさっきまでは、おとなし目の男の子だったのに、今では、自らこの場をリードする男性に変わって見えた。
『竜鬼さん、あの後かおりさんをたっぷり可愛がっているでしょうね。』
夏帆に想像させるかの様に、伊東は話を続けた。
『どうでした?俺の縛り、嫌でしたか?』
『夏帆さんも、縄の感触喜んで見えましたが。』
夏帆は、まだ身体の中が熱く欲情しているのに、真っ直ぐに、自分が縄に反応している所を言われて、更に興奮していた。
『嫌ではなかったです。でも初めてで、緊張しました。』
夏帆は、伊東の言葉の責めをはぐらかす様に、答えた。
『嫌で無かったら、今度、ちゃんと縛らせて貰えませんか?』
伊東は、夏帆の答えは分かった上で尋ねた。
『はい・・・』
夏帆は、今度ではなく、今すぐして欲しかったが、言えなかった。
伊東は、続けて言った。
『竜鬼さんのサイト以外の作品見て貰えませんか?』
そう言って、携帯を取り出して写真のアルバムを開いて夏帆に見せた。
そこには、かおりさんの縛られた姿が無数に写っていた。
『此れ全部、伊東さんが縛ったの?』
夏帆は、写真を見ながら想像していた。
中には、竜鬼のブログで見た作品もあった。
『はい、全て僕の作品です。』
伊東は夏帆を横目で見ながらニヤリと笑った。
夏帆の目が写真を見ながら欲情しているのを分かった上で答えていた。

