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第4章 初体験

メールの番号を押すとそのまま、電話につながった。

プッ プッ プッ プルルルルー プルルルー
プルルルー プッ

『もしもし・・・』

祐子の声は震えていた。

『遅い！』

低い脅す様な声が聞こえてきた。

『忘れたか？私の感想を聞いて下さい、お願いします。だろ』

祐子の身体が反対した。

ビクッ

あの低い脅す様な声が身体の芯を痺れさせてきた・・・

『あっ こん・・な・・事・止めて下さい。』

『私の感想を聞いて下さい。お願いします。言い直せ』

あぁ

『いや 止めて』

『言い直せ！』

ああ

『私の・・・感想・・を・聞いて下さい・・お願いします。あぁ』

祐子は、催眠術にかかった様に、言葉を言い直した。

『よろしい。まずは感想の前にどんな顔した女が写っていた』

男は、ニヤリとして尋ねた。

『あぁ 涙を流していました。』

『それだけか、旦那に送ってやろう』

『いゃ だめ 言います 言いますから・・・』

祐子は、最初からわかったいた。

厭らしくヨダレを垂らしながら、哀願する目をした自分が写っていた事を。

『厭らしい顔をして・・いました。』

ふっ 鼻で笑うと男が、答えた

『欲しがっていただろう。』

あぁ

『で、感想は』

あぁ はぁ はぁ

『あれは、私じゃ無いんです・・・違う私・・無理矢理 薬で・・・・』

あぁ

『ほう、感想を聞いたんだが。旦那に送って欲しい様だな。』

いゃ だめ

『あぁ 言いますから 止めて下さい。』

『早くしろ』

あぁ

『あぁ 見ているだけで、思い出してしまいました・・・』

あぁ

『何を！』

えっ いゃ あぁ

『何を思い出した。』

・・・

『何を思い出した、答えろ。』

あぁ はぁ はぁ

『あぁ あの熱くなる薬です・・・あれを塗られると・・身体が・・・』

『身体がなんだ』

ああ

『あぁ 熱くなって・・・欲しくなる ・・』

祐子は、答えながら身体が熱くなっていた。

『そうか、欲しくなったか』

いゃ はぁ はぁ あぁ