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貸出奴隷 裕美子
第13章 裕美子の深層
その後も、裕美子が声を出したり、よろめいて姿勢を崩してしまったりする度に、それは厳しい10回の鞭とあわせて、絵里様にはバケツ一杯の塩水が浴びせられました。どんなに声を出すまい、決して姿勢を崩したりするまいと心に誓っても、それをあざ笑うかのように、達也様の鞭は裕美子の皮膚の弱いところ、既についている傷がよりひどいところ、裕美子が予想もしない場所に、狙い済ましたように打ちすえられるのです。そして裕美子が声を漏らせば、その結果として絵里様の悲鳴が地下室に響きます。

「あがぁぁーーっっっ・・あ・・・ありがとう・・ございます・・あぁっっ・・あっ・・あっ・・」

「絵里様・・裕美子を・・裕美子を許して・・・」

絵里様は絶えずピクピクと全身を痙攣させながらも、裕美子にはただの一言の恨み言もおっしゃらないのです。それが裕美子にはたまりませんでした。悪し様に罵っていただけたらどんなに気持ちが楽か・・・


裕美子への鞭が残り30回になる頃には、私の粗相のために絵里様が受けた鞭は140回にもなり、塩水の拷問もその度に続けられました。絵里様をこのような目にあわせてしまうなら、どんなに辛くてもあと一週間のご調教をお受けした方がずっと良かった・・・
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