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かけがえのない心結ばれたら
第4章 気がつけば
毎年過ごしている叔父さんの別荘

「智美ちゃん、いらっしゃい、ごめんね、年末だから彼とすごしたかったんでしょ?」

「いい人いないから、ちょうどよかった」

私、避けられているみたい
私といたらいつか存命がなくなるかも



「・・・・・・でね、智美ちゃんさえよかったら、逢ってみない?」

「え?聞いてなかった」

「私の友達の息子に智美ちゃんきっと気に入ると思う、どう?同じ会社って言ってたし」


「私といたらいつか存命がなくなる、幽霊付きの女だもん、とにかく無駄だよ、叔母ちゃん」


「でも明日来るみたいよ・・・」


「そのために呼んだの?」


「まあそうかも、うちの人言わなかった?」

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