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シリウスの小説執筆方法論
第8章 小説を構成するもの
タケシは拳を握り、マモルの顔めがけて突き出した。
渾身の力でだ。
しかし、マモルはそれを寸前で避けた。
タケシはそれを見て、にやりと笑った。
タケシはもう一度マモルを殴ろうと拳を振り上げた。
その時だった。
先にマモルが殴ってきた。


今度は「にやりと笑った」と、タケシの表情を描写することで、タケシの心理状態を表そうとしました。
台詞、しぐさ、表情等で、動作人物の心理状態を小刻みに伝えることができます。
それが分かると物語に入り込みやすくなります。
そして、ここぞという場面では、


タケシは拳を握り、マモルの顔めがけて突き出した。
渾身の力でだ。
しかし、マモルはそれを寸前で避けた。
タケシはそれを見て、にやりと笑った。
俺のパンチをかわすとは……。
こいつは少しは楽しめるかもしれない……。
タケシはもう一度マモルを殴ろうと拳を振り上げた。
その時だった。
先にマモルが殴ってきた。


タケシの“内なる声”を追加しました。
どうでしょう?
もっと小説らしくなったと思います。
登場人物の考え、感情、心理がストレートに入ると、リアル感、臨場感が増し、読者が登場人物に感情移入できるようになります。


今私が書いたものは『描写』『説明』『台詞』では区分できないものです。
でも、私はこれで“小説”が成り立つことを確信しました。
私が書いた文章を、動きを軸に観ると、どうゆう役割をもっているのでしょう?
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