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第31章 高瀬瑠々菜がひとりエッチをする権利

　圭一を想うだけで、普段一人で慰めるのとは全然違う、強い快感が次から次へと湧き上がって来る。

「んああっ……!!」

　避けていた一番敏感な箇所にうっかり爪を当ててしまい、硬く尖ったその先端から感電にも似た衝撃が走る。

　一瞬、気が遠くなるが、それでも指の動きは止められなかった。

　バサリと布団をはだけ、パジャマの下半身を膝までずり降ろす。ショーツの中の手の蠢きが、もこもこと布地をいやらしく起伏させる。

「幸村……くん……ああっ、圭一くん……圭一くんっ……んうううっ！」

　昼間、貫かれたその軌跡を辿るように沈み、そして引き抜かれる細い指。

　ちゅびっ、ちゅぶっ、ぷちゅくっ！

　浮き上がるお尻に、秘裂から溢れた蜜液が伝い……やがてポタポタと零れてシーツに染みを作る。