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弟プレイ
第8章 永遠の誓い
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どうもあの日から、蒼の帰りが毎日遅くなっていた。
一体どこで何をしているのか。
もしかして、私と付き合うことを後悔し始めているの?
そんな不安まで湧き上がってくる。
――ギイッ…
扉の傍に立っていた背後で、扉が軋む音が聞こえた。
参列者の内何人かが振り向き、私も一緒に後ろを振り返った。
「悪い、遅れた」
少しばかり息を切らして。
黒の正装に身を包んだ蒼が、ピンクのワンピースドレスを着た私の隣に並んだ。
「何してたの?」
「いやちょっと、用事があってさ……」
理由を聞いてもすぐに誤魔化す。
ここ最近こんな調子で、曖昧にはぐらかされていた。
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