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刺繍のような詩集のような。
第18章 PAST(二次創作/SW/非官能)
「お前が惑星バンドメアで見つけた、悪事の首謀者を覚えているか? オビワン」
「ザナートスという男ですか?」
「そうだ。知っているだろうが、あの男は昔、私のパダワンだった」
「……」
「ザナートスは高いミディクロリアン値を持った少年だった。私が見つけ惑星テロスからジェダイ聖堂に連れて来た、2人目のパダワンだったんだ」
クワイガンは1人目のパダワンを優秀なジェダイとして騎士に導く事に成功し、2人目に惑星テロス出身のザナートスという少年を手がけることになる。だが、その最終試験はザナートスにとって好ましくない試練だった。
「ヨーダが私とザナートスに与えた最終試練は、惑星テロスに戻りクリオンという男を殺す事だった。クリオンはザナートスの故郷、惑星テロスを支配するために内乱を起こしていたのだ」
「……」
いつの世にも戦乱があることに、オビワンの眉が僅かに曇る。
「私は、内乱の中、クリオンを殺害する事に成功した。だが見られてしまった」
「見られた? ザナートスにですか?」
「そうだ。自分の師匠が、自分の父親を殺す場面を、だ」
「え?」
一瞬、オビワンが固まり、それから目を見張る。
「父親を――」
「そうだ。怒り狂ったザナートスは自らを制御することを忘れ、私にライトセーバーを向けた。私は彼を打ち負かす事は出来たが、殺す事は出来なかった」
「そして彼は逃亡して、オフワールド企業を作り、貴方を狙った」
「……」
無言のまま、クワイガンは頷く。

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