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第18章 PAST（二次創作/SW/非官能）

「マスタークワイガン」
「何だ？」
グラスを渡す師の顔を見つめながら、オビワンは少しだけゆっくりと噛み締めるように口にした。

「私をパダワンにしたことは失敗じゃなかったでしょう？」

「？」

挑戦的な瞳は出会った頃から変わらない相変わらずのものだ。

クワイガンはあっさりと笑い、その愛弟子を見つめる。

「さぁな。まだ分からんよ」

そう言うと、視線をそらし水を飲み干す。

「え？　それは無いでしょう、マスター！」

ムキになる態度が、まだまだ幼いものだ、などと思いながらクワイガンは素知らぬ顔で立ち上がった。

「では、試してみるか？」

座ったままのオビワンの頭を軽く叩くと、日課である訓練に促す。

「いいですよ！　今日こそは貴方から１本取らせて頂きます！」

「ははは。楽しみだ」



それから、


二人のジェダイは力強い足取りで訓練室へと歩き出した。