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君はカノジョ
第7章 告白
心の中で叫ぶ。好きだ、桃子さん。俺も桃子さんが好きだ!なんで今まで気付かなかったんだろう!桃子さんしかいないじゃないか!
気が付くと口走っている。
「俺も、桃子さん好き…」

ひゅうっと桃子さんが息を飲んだのがわかる。
「うそ!」
「うわっ」
耳元で叫ばれてひるむ。腕を解き、桃子さんの目を見て言う。

「嘘じゃない…ごめん、こんなの信じてもらえないと思うけど、俺も、桃子さん好きだ」
「…うそだぁ…」
ふにゃ~と桃子さんの顔が歪んで泣き顔になる。
俺はたまらずまた抱きしめる。
「本当だよ。本当に好き…付き合って、俺の彼女になってよ桃子さん」
桃子さんは無言のままぎゅーーーっと俺に抱きつく。
俺もぎゅーーーっと抱き返す。
「ふふふ。苦しい」
「あ、ごめん」
「ううん、いいの」
「うん」

しばらく抱き合ったあと、桃子さんが俺の目をのぞき込んで言う。
「本当に、わたしでいいの?」
俺は即答。
「うん。桃子さんがいい」
ふふふ、とまた桃子さんが笑って身を寄せる。
俺は今度はそーっと抱きしめる。
し、幸せだ…。
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