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君はカノジョ
第13章 君はカノジョ
ふと、あの二人はこんな気持ちになるんだろうか、と思う。
ちょっと違う気がする。
なんだかんだ言って背徳感に溺れているように見える彼女のことを心配しないではないけれど、選んでそうしているのだからしょうがないだろう。
彼女。確かに部長が呼んだように、金原さんは「彼女」って感じだ。

桃子さんは?
腕の中で俺に身をゆだねて目をつぶる可愛らしい桃子さん。
桃子さんは俺のカノジョ。

うん、「彼女」より「カノジョ」って感じかな。
俺は一人納得する。

二人でシャワーを浴びてベットに潜り込んで、「声、お隣とかに聞こえてない?」とか今さら言う桃子さんに「雨の音凄いから大丈夫でしょ」と返して抱きしめたまま眠りにつく。

夜半に目が覚めても桃子さんは俺の腕の中にいて、また俺の胸が喜びで満たされる。
見つめたまま俺は思う。

桃子さん、君は俺のもの。
俺の、カノジョ。

桃子さん、君は。
君はカノジョ。


(おわり)
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