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第2章 アムピトリーテー

そしてポセイドーンの言いつけ通り、アムピトリーテーを見事探し出したイルカは


「アムピトリーテー様、ご主人様のポセイドーン様はとても素晴らしいお方なのです。アムピトリーテー様もきっとご主人様が好きになられますよ」


いかにポセイドーンが素晴らしいかを説き伏せられたアムピトリーテーは愛らしいイルカに心和んだようだ


「本当にそうなのかもしれませんね。あんなに横暴なお方がこんなに愛らしいイルカを創造できるんですもの」


アムピトリーテーは心変わりし、イルカのお陰でポセイドーンに会ってもいいかなと思い始めた


イルカは大役を見事に果たしたのだ！


無事アムピトリーテーを連れ帰ったイルカは


「よくやったイルカよ！名誉なことだ！」


そうしてイルカの功績が認められ、《いるか座》になったイルカは見事に2人を繋いだのだった


めでたしめでたし！！


素晴らしい話かと思いきや、イルカよ…


ポセイドーンの女癖の悪さは言わなかったのね。


なんだかいろいろ波乱が起きそうですよね！



まぁ、その通りなんですけど。