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貶女(おとしめ)
第12章 【エミ side】
私達は汗だくになりながらお互いのカラダを貪りあい、何度も絶頂を迎えた。
認めたくないけど、アイツの言う通り相性がいいらしい。


いつ意識を失ったのか、気がついた時には外は暗くなっていて私は自分のベッドで寝ていた。枕元に『カギはドアポケットに入れておく』と意外とキレイな字でメモが残されている。

さすがに私の服まで着せる余裕はなかったらしく、布団が被せてあるだけで裸のままだ。

母の帰宅時間はとっくに過ぎていて、キッチンから物音が聴こえている。



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