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貶女(おとしめ)
第13章 【○○警察署 相談室】
莉桜は目を閉じて か細い記憶の糸を辿った。
「最初は…胸を揉まれました」
「加害者はその時、君の正面から胸を触ったの?右の胸から?それとも左かな?」
「え、ええと…後ろから…右の胸を揉まれました」
「なるほど、で、服はいつ脱がされた?揉まれたのはブラジャーの上から?」
「…最初に全部脱がされて…直接揉まれました」
初手を説明するだけで こんなに細かく聞かれるとは予想外で、この時点で莉桜は既に精神的に大ダメージを負っていた。