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貶女(おとしめ)
第14章 【学校編】醜聞
だけど時間をずらしたのか、電車でも通学路でも元基の姿は見つからず、教室を覗きに行くと既に女子の包囲網が完璧に出来上がっていた。
肩を落として自分のクラスへ向かおうとした莉桜に、
「莉〜桜ちゃん、オレ達と遊ばない?」
誰かが いきなり背後から抱きついてきた。
「ひッ!?」
気がついた時には莉桜を羽交い締めにした人物の他に、4〜5人の男子生徒に取り囲まれていた。いずれも素行が悪く、授業をサボって喫煙しているような上級生グループである。
「小耳に挟んだんだけどさ、莉桜ちゃん不破にエッチ迫ってフラれたんだって?代わりにオレらが慰めてやるよ」
肩を落として自分のクラスへ向かおうとした莉桜に、
「莉〜桜ちゃん、オレ達と遊ばない?」
誰かが いきなり背後から抱きついてきた。
「ひッ!?」
気がついた時には莉桜を羽交い締めにした人物の他に、4〜5人の男子生徒に取り囲まれていた。いずれも素行が悪く、授業をサボって喫煙しているような上級生グループである。
「小耳に挟んだんだけどさ、莉桜ちゃん不破にエッチ迫ってフラれたんだって?代わりにオレらが慰めてやるよ」