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貶女(おとしめ)
第16章 【田舎編】友人の本性・養父の泣き落とし
居間を素通りして台所へ行こうとしたら、
「ご飯はいいから、こっちにおいで」
伯父さんが赤い顔で手招きする。

「でも…」

「いいから来なさい!お父さんの言うことがきけないのか!?」

初めて聞く伯父さんの怒鳴り声に、あたしはビクッとした。

「ああ…ごめんよ、大声をだして…話があるんだよ、頼むからここに座ってくれ」


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