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第17章 【田舎編】発覚

何を言われても、莉桜には反論や言い訳をする気力は残っていなかった。
ただただ、下を向いた伯父のつむじを悲しい眼差しで見つめるだけだ。

「若い娘にホイホイ引っ掛かった この人にも責任はあるけどね、私はもうあんたを家族とは思えないし顔も見たくない。この家からは出ていってもらうよ」

「…はい。今までお世話になりました」

莉桜が大人しく頭を下げると、
「お、おい、何も追い出さなくても…」
やっと完吾が口を挟んだ。