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貶女(おとしめ)
第18章 【田舎編】神社での役割
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襖がピッタリ閉じられたことを確認した対馬はシワだらけの顔を歪めて、懐からスマホを取り出した。
画面をタップすると着替え始めた莉桜の姿が映し出される。
(ほほう…顔立ちは平凡だが思った通りスタイルはいいのぅ)
対馬は莉桜がこの村に来た当初から目を付けていて、事あるごとに伯母である真喜枝に連れてくるよう声をかけていたのだが、なかなか実現しなかった。
それが夕べ突然『莉桜を神社で預かってくれないか』と連絡してきた。
何があったのかは知らないが、この好機を逃す手はない。もちろん対馬は二つ返事で引き受けた。
襖がピッタリ閉じられたことを確認した対馬はシワだらけの顔を歪めて、懐からスマホを取り出した。
画面をタップすると着替え始めた莉桜の姿が映し出される。
(ほほう…顔立ちは平凡だが思った通りスタイルはいいのぅ)
対馬は莉桜がこの村に来た当初から目を付けていて、事あるごとに伯母である真喜枝に連れてくるよう声をかけていたのだが、なかなか実現しなかった。
それが夕べ突然『莉桜を神社で預かってくれないか』と連絡してきた。
何があったのかは知らないが、この好機を逃す手はない。もちろん対馬は二つ返事で引き受けた。