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第21章 【貴子 side】

────貴子は自分の部屋に戻るなりベッドに倒れ込み、先ほど目にした光景を思い出して赤面した。

(野蛮だわ、あんなこと)

頭では性行為を軽蔑しているのに、身体の火照りはなかなか治まらない。

(ココに…入ってたわよね、アレが)

貴子の脳裏に二人の結合部が鮮やかに甦る。

(あ…ッ)

ショーツの上から触れたソコは、お漏らししたみたいに濡れていた。