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貶女(おとしめ)
第21章 【貴子 side】
「…」

グショグショに濡れそぼっているソコは朝露に光る花のように美しく、興奮状態の猿彦でさえ言葉を失くして見惚れるほどだった。

生涯添い遂げる相手にしか見せてはいけない秘処を薄汚いサルなどに凝視され、貴子はあまりの惨めさに泣き出しそうになる。
ところがカラダは反対に、猿彦の目を意識すればするほど切なく疼き、女壺から流れ出した愛蜜が菊穴を濡らしバスタオルにまで染み込んでゆく。

「勿体ねぇ…!」

猿彦はワレメに鼻面を埋め、この蜜を一滴も溢すものかという気迫で甘く香るそれをベロベロ舐めとる。



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