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貶女(おとしめ)
第5章 【シンヤ side】
生臭い部屋のベッドの上で、彼女は全身白濁まみれでうつ伏せになっていた。

近づいても身動きひとつしないから、もしかしたら死んでるんじゃないかと疑ってしまったが、眠っているだけらしいとすぐに分かり胸を撫で下ろす。


「ずいぶんとまあ、グッチョグチョにされたもんだ。初めてがこれで、この先大丈夫かねぇ…」


それからピルを飲ませるためにぐったりした彼女をひっくり返し、頬を軽く叩いても文字通り精魂尽き果てたらしく起きる気配がない。仕方なくオレは用意しておいたミネラルウォーターとピルを自分の口に含んで、彼女に口移しで飲ませた。




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