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貶女(おとしめ)
第5章 【シンヤ side】
──────…
ホテルで朝を迎え、改めて彼女にウチのシステムと十万円の内訳を説明して取り分を渡したらいらないと言う。
「え、何で?」
「…お金が欲しくてしたコトじゃありませんから。その代わり、この事は絶対に秘密に、そして二度とあたしに関わらないと約束してもらえますか」
了解、了解!
いやぁ、莉桜ちゃんマジ天使!
スタイルはいいけど顔は中の下だな〜とか思っててゴメンね?
オレはホクホクしながら彼女を車で学校近くまで送った。
「じゃあね、莉桜チャン」
「さようなら、永遠に」
…映子の部屋で会った時は気づかなかったけど、結構キツイ性格してんだな、莉桜チャンて。
まあ言われるまでもなく、彼女みたいなフツーの子にこっちから会いに行くことはもうないだろうから別にいいけどね。
オレは十万円が入ったカバンをひと撫でし、鼻唄を歌いながら自宅へと車を走らせた。
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ホテルで朝を迎え、改めて彼女にウチのシステムと十万円の内訳を説明して取り分を渡したらいらないと言う。
「え、何で?」
「…お金が欲しくてしたコトじゃありませんから。その代わり、この事は絶対に秘密に、そして二度とあたしに関わらないと約束してもらえますか」
了解、了解!
いやぁ、莉桜ちゃんマジ天使!
スタイルはいいけど顔は中の下だな〜とか思っててゴメンね?
オレはホクホクしながら彼女を車で学校近くまで送った。
「じゃあね、莉桜チャン」
「さようなら、永遠に」
…映子の部屋で会った時は気づかなかったけど、結構キツイ性格してんだな、莉桜チャンて。
まあ言われるまでもなく、彼女みたいなフツーの子にこっちから会いに行くことはもうないだろうから別にいいけどね。
オレは十万円が入ったカバンをひと撫でし、鼻唄を歌いながら自宅へと車を走らせた。
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