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真夜中の贈り物
第10章 朝恋っ!





 雪希はアンダーウェアだけとなる、この状態が嫌いではなかった。

 艶めかしいその姿のまま、しばらく目をつぶり瞑想する。長い睫毛が静かに震える。高ぶりが静かに増してゆく。

 ロッカールームの空気が自分の肌の熱に触れ、温もっていくのを感じるとエクスタシーにも似た闘志が湧き上がる。練習だろうと試合だろうと、それが彼女のコンセントレーションの上げ方だった。



――スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
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