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第13章 童貞コロシアム

　排泄口だとはとても思えぬ、輝くような美しいピンク色のすぼまり、そこからにゅるりと首を出し、彼の腹の上に投げ出されたビーズの尻尾。

　艶めかしく動くそれは見るだけでも勃起増進モノであったが……どうにか集中をして考えを……まともな思考を繋ぎ合わせる。

　一瞬でもいい。
　これを引き抜いて、彼女に隙をつくれば……脱湯馬たちが何を企んでいようと、脱出のチャンスが生まれるのではないだろうか。

　と、そう思った瞬間、雪希がブリーフごと、陽太郎の肉を頬張った。

「……！」

　直よりもある意味いやらしい下着ごとの愛咬！

「っ……ああああっ！　くあっ……そ、そんなっ……あうっ……はあああああああっ……！」

　思わず跳ね上がる腰。
　そのはずみでいっそう雪希の口内の奥深くへと導き込まれる男の器官。

　じゅるっ……

　ブリーフに浸透する唾液が肉を濡らす。
　顎の力が圧となって陽太郎を食み、生温かい吐息を纏った舌が亀頭を窒息させようと絡み付く。

「……んああああっ！」