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第16章 ボイストレーニング

「かきのき……くりのきっ……ああああっ！　くりっ……くりのっ…んっ、くはあっ……！　くりのきぃっ……くりっ……くりぃっ……！」

　潜らせたと言っても、衣服の下にまでではない。しかしそこは、もうじっとりとした湿り気をこもらせていた。亜優の穿いているレギンスの布地越しに伝わる淫靡な体温。

　くちゅうっ……くにっ、にゅち……

「せっ、先輩……あっ……」
「大丈夫。続けて……」

　さすがにもがき始めた亜優を、ぐっと力を込めて後ろから抱き締め、いそう強い刺激を送り込む。両足を踏ん張るように開かせて股間のガードを緩めさせるのも忘れない。

　四本の揃えた指を刷毛のように使って撫で上げる。帰り道では二本にして秘唇を拡げるように。

「あ……んっ……やっ……ああ、せ、先輩……ああっ、こんなこと……こんなことされたら……ああっ……わ、私……変な気分になっちゃ……うふあっ！　ああっ、ああん！　ああんっ！」