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真夜中の贈り物
第16章 ボイストレーニング
そこを三冊。
どー考えても無謀です。

売れっ子の作家さんなら仕事の依頼もあろうけれども、ポッと出のペーペーが何を大それたことをっつー話ですよ。うん。

しかし、そんなことは一年の計は元旦にありで、お正月の時点でわかってましたよ!

無理を通せば道理が引っ込むのであります。
道理が引っ込んでくれないと無理が通せないのであります。

それぐらいやんないと這い上がっていけないだろうと。

「小説家になる」と言ったときに友達ならびに周囲の人々から受けた「なれっこねー」というあの圧力、あれを受けてその気圧差を使わないと飛行機ならぬ私には、ジェットエンジン積んでない私には、浮かび上がることもできんわけです。

とにかく頑張って、今お仕事を下さっているKTC様から二冊。そしてあと一冊
どー出すかは後で考える!(あわよくばKTC様から三冊!)とか考えてたんですね。

でも、一冊目はやっぱり妥当な線で半年ぐらいかかって。残り時間あと7か月、と。
あ、私は遅筆ではないので、執筆に半年かかったわけではないですよ。

打ち合わせとかしたり、内容が固まってから、イラストレーターさんが絵を描く時間だって必要。校閲、校正、製本・印刷は言うに及ばず、装丁デザインだとか、PRの準備だとか、電子版のデータ準備などなど、執筆以外にいっぱいやらなければいけないことがあります。普通にやっててそれぐらいかかるんです。

執筆だけなら二週間です。修正合わせても三週間。

そうやって、本というのは、流通も含めて、販売店舗も含めて、実に様々な人が関わってチームの手によって送り出される商品なのだなあと。

私も、だから、ネットで公開しているのと違って、自分の作品というよりは、チームの作品という気持ちが大きいですね。文章部分を担当させて頂いてます、みたいな。

で、執筆にかかる期間と、出版されるのにかかる期間のギャップ、これをちゃんと考えて上手く使えば「年三冊」って可能なんじゃね? と気づいた次第。

すなわち、ダイレクト・ハブリッシング。

作者自らが電子書籍を作ってネット書店で売れる仕組みが世の中にはすでにある。

このサイトで作品を発表していらっしゃる方の中にもすでに何人かいらっしゃいますよね、ダイレクト・パブリッシングを使って自著を販売されている作者様。

で、「僕もそれやる~!」ってなったというわけ。
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