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第16章 ボイストレーニング

違う部分は、もちろん、あちらは漫画でこちらは小説というのもありますが（笑）

『透明人間↑↓協定』は、「ヒロインはどうしてそんなことをするの？」というミステリーでグイグイ読ませるのと、「人間の存在の意味」みたいな部分をエッチ以外のテーマとしている所でしょうか、そして和姦モノである点かな（これはまだ連載中なのでわかりませんが、おそらく素敵恋愛モノになっていくかと）

『催眠ごっこ』はどっちかというと凌辱テイストですね。強制露出モノや痴女モノに近いかも。
和姦モノとして読めなくもないと思うけれど、ラブエッチじゃないと駄目！という方は敬遠した方が良いと思います。

そして、ミステリー型ではなく、ワンダー型のお話だと思います。
そのへんは読んでみてどうだったか感想をお聞きしたいところです。

私あんまり、ミステリー型の話書かないですよね。
書いたことはある……前出の『イマージュ』だと「あなたが一番愛しているのは私」がそーですかね。一応、ミステリー型。

同書の「おちんちんみせて」とか「オトコ心は唇で」はワンダー型かと。

商業で書かせていただいた「貞操観念が逆転して童貞女子がエッチに飢えた学園」、「俺とエッチをする権利書が出回ってラッキースケベが無双すぎる 」はどちらもワンダー型ですね。

さっきからお前勝手に話進めてるけど、ミステリー型だのワンダー型だのってなんだよ、と。そんな声が聞こえました。すいません^^;

そこは上記作品を読み比べて頂くのが一番実感できるのではないかと思いますけど、平たく言えばこんな感じ。

ミステリ型
　……謎で読者を引っ張る

ワンダー型
　……驚きで読者を引きつける


「謎」と「驚き」の違い、そして「引っ張る」と「引きつける」の違い。
これはひとつの作品にどちらか一方しかなくてはいけないということではなく、組み合わせるのがセオリーだと思います。