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真夜中の贈り物
第3章 教官は世界の果ての 後篇
 初出撃だろうがなんだろうが、やってみせる。
 今日、これが……夢を取り戻すための俺の最初の一歩だ。

――カウントダウン、コックピットに渡します!

 眼前に秒読みの表示が躍る。

――ネットワーク切れます。ヴァギナス、スタンドアローンまで十秒。以後回収まで通信はできません。

――太陽クン、耐G姿勢とって!

――太陽! イクなよ! さっきの訓練を思い出して……耐えるの! 絶対イッちゃダメなんだからね!

 わかってますって!
 そうだ。俺は思い出した、出撃の時、アニメのヒーローはこう言ってた。

「月神太陽、いきま~す!」

――イッちゃダメええええええええええええええええええっ!

――ライン・オフ!

 通信が切れる直前、ハルカの絶叫が響いた。
 深く考えずに景気づけのつもりで言っただけだが、どうも不適切だったらしい。
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