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先生…私を見て。
第3章 高2の5月。
あの出来事が起きてから、1週間が経つ。
先生はあれから何にもしてこない。
安心している自分と、がっかりしている自分がいる事に気づいた。
そしてなによりこの1週間で、私の気持ちは整理がついた…。
私は先生が好き。
だからこそ、この前の事をなかったことにしたくない。
その日の練習も終わりに近づいた頃、亜美さんに
「先生が、教官室の掃除よろしくだって!沙耶ちゃん行ってきてね〜。」と言われた。
私は、ちゃんと言おうと決心したのだった。