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卑猥な赤色電飾
第1章 処女喪失
入社から2年、22歳の夏、主人を含む仲の良い者が集まり琵琶湖バレイへ夏を満喫しに出掛けました。
学生気分に戻りながら散々夏遊びを楽しみました。
気付けば酒に呑まれたメンバーが、テントや車の中でイビキをかいていました。
「これじゃ俺たち、何処で寝ろってんだよ。」
主人、いや、まだ主人ではありません。
吉村健人、よしむらたけと。
普段は吉村先輩と呼んでいます。
「どうしましょう。」
と返すのが精一杯。私もアルコールが入ってぼーっとしていました。
「此処に来る手前にホテルあったよね!そこに行ってみるのはどお?」
「ホテルって…来る時に見かけた夜になると煌びやかに光りそうな電飾をタップリまぶされたあの建物の事でしょうか?」
「うん、そうだけど。面白い言い方するよね、藍ちゃん。」
「いや、面白く言った訳ではないです。
私は生まれてこの方、一度も男性とお付き合いをした事が無かったため、ラブホテルというホテルはどの様な宿なのか存じ上げません。」
吉村先輩の開いた口が塞がるのを暫し待っていました。
暫くして口を一度閉じた先輩は、そうか、処女か、何もしないからとりあえずホテルへ行こう。と言い、先を歩き始めました。
私は、はい。とだけ言い先輩について行きました。
学生気分に戻りながら散々夏遊びを楽しみました。
気付けば酒に呑まれたメンバーが、テントや車の中でイビキをかいていました。
「これじゃ俺たち、何処で寝ろってんだよ。」
主人、いや、まだ主人ではありません。
吉村健人、よしむらたけと。
普段は吉村先輩と呼んでいます。
「どうしましょう。」
と返すのが精一杯。私もアルコールが入ってぼーっとしていました。
「此処に来る手前にホテルあったよね!そこに行ってみるのはどお?」
「ホテルって…来る時に見かけた夜になると煌びやかに光りそうな電飾をタップリまぶされたあの建物の事でしょうか?」
「うん、そうだけど。面白い言い方するよね、藍ちゃん。」
「いや、面白く言った訳ではないです。
私は生まれてこの方、一度も男性とお付き合いをした事が無かったため、ラブホテルというホテルはどの様な宿なのか存じ上げません。」
吉村先輩の開いた口が塞がるのを暫し待っていました。
暫くして口を一度閉じた先輩は、そうか、処女か、何もしないからとりあえずホテルへ行こう。と言い、先を歩き始めました。
私は、はい。とだけ言い先輩について行きました。