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私の中の監獄。
第3章 救い出してください――――――。
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あれから2週間。
私は入谷くんの家にお泊りしている。
「お前さ、そろそろ母親と交渉しに行かないか?」
「・・・」
私は無言。
「ひより?おーいひよりさーん」
入谷くんは私の名前を呼び続ける。
「・・・・い・・・」
「え?」
「もう・・・行かない。。。私は小城の名前を捨てたの!私は・・・私に親なんかいないんだよ!」
私は強く言って家を飛び出した。
「ひより!」
-ひより視点-
「・・・なんで口を挟むのかなぁ・・・。」
私は海にいた。
人は、なんで一人しか自分でいられないのだろう。
なんで自分に似た人もいればおんなじ人はいないんだろう。
こんな思いをするなら死んだほうがましなのかもしれない。
でも。。。もし探し続けて自分自身が見つかるのなら生き続ける。。。
それが「人間」というものだと私は思う――――――。
私は入谷くんの家にお泊りしている。
「お前さ、そろそろ母親と交渉しに行かないか?」
「・・・」
私は無言。
「ひより?おーいひよりさーん」
入谷くんは私の名前を呼び続ける。
「・・・・い・・・」
「え?」
「もう・・・行かない。。。私は小城の名前を捨てたの!私は・・・私に親なんかいないんだよ!」
私は強く言って家を飛び出した。
「ひより!」
-ひより視点-
「・・・なんで口を挟むのかなぁ・・・。」
私は海にいた。
人は、なんで一人しか自分でいられないのだろう。
なんで自分に似た人もいればおんなじ人はいないんだろう。
こんな思いをするなら死んだほうがましなのかもしれない。
でも。。。もし探し続けて自分自身が見つかるのなら生き続ける。。。
それが「人間」というものだと私は思う――――――。
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