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私の中の監獄。
第2章 初めてがたくさん。
「落ち着いたか?」

入谷くんは私が落ち着くまで公園のベンチで背中をさすってくれた。

コク

と私は縦に首を振った。

「あ・・りがとう」

「お前、これからどうすんの?家には帰らないんだろ?」

コク

私はまた縦に首を振った。

「うちに来いよ。俺家親いなくて一人暮らしだから。」

突然の一言でびっくりした。


「・・・え?いいの?でもいつSPがくるかわからないのに」

「その時は交渉だ。」

入谷くんは親指を立ててグッとした。

「じゃぁ・・落ち着くまでとめてもらう・・・学園はいつもどうりに行くから大丈夫。。。」
私は花をすすりながら言った。

「そうか。暗くなってきたし、そろそろ帰ろうか。」

そう言って入谷くんはベンチから立った。

「ねぇねぇ入谷くん」
「なんだ?ひより。」

「あのね、私ね、ちょっとワクワクしてるの♪」

私はウキウキワクワクしていた。

「なんでだ?」

「だってしらいない男の人の家でお泊りするんだもの♪あとね苦痛から開放されたみたいなの♪」

「苦痛?」

「うんッ!私、『お嬢様お嬢様』って呼ばれるたびにねココロが冷たくなって監獄に閉じこもってるような感じがしてたの。でもね、今は外に出られてるって感じがしたの♪こんなの初めて」

―入谷視点―

そう言ってるひよりはなんだからとてもキラキラして満面の笑みで言った。

オレは、そんなひよりを守ってあげたくなった。

「なぁなぁひより。」

「ん?」

「お前、何日語ったらオレもついて行くかあ母親と交渉しに行かねぇか?」

「そうね~・・・ママ、今頃パニクってSPで私を追跡中かもょ♪」

ひよりは余裕そうに言った。

「何なんだよ~その余裕の笑は~」

オレはひよりのおえデコにデコピンをした。

―ひより視点―

そうやっているうちに入谷くんの家についた。

(・・・なんか・・・私の家のバスルームの広さと同じかも・・・と言うかトイレと同じ広さ?)

「ここだ。ちょうど姉が結婚して妹がお母さんの下に帰っていってそのままなんだ。ここ、妹と姉が使っていた部屋でそのままだけど服とかもちゃんと全て揃ってるからよかったら使って♪」

「ありがとう★」
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