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ハルにサク花
第2章 第1話


翌日、教室に入るといつもより騒がしかった

私は嫌な予感がした


そしてその予感は的中する


「ねぇ、橘さん」


「時雨が朝からあんたのこと探してたの」


「どういうことなのよ!!」



それはこっちのセリフなのに…。



なんて言ったところで、頭の硬いこの子たちは、

こちらの都合などわかりやしないだろう


私は何も言わず自分の席についた


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