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甘い風
第10章 戸惑い
彼は彼女の体内でドクドクと果て
彼女の背中を優しく抱き
ゆっくりと愛棒を引き抜く

力が抜けた彼女を抱き上げ
ベッドの上へ横にする
彼も横たわり
彼女の愛液をティッシュで優しく拭き
互いの愛液だらけになった愛棒からゴムを取り拭う
布の中へ仕舞い
上から彼女の唇に唇を重ね
「気持ち良かった?」

「うん…」

「俺も」
また唇を重ねる

チュッと音をたててキス

桜子の長い髪を撫で
寄り添うように寝転んだ
彼女の首下へ腕を入れ
「そういえば、オヤジから電話があった」

翔の方を向き
「何て言ってた?」
彼の前髪を後ろに流す

「来週水曜日の夜にお前を連れてこいって」
彼女の鼻先にキス

「家に?」
お驚きながらも冷静に言葉にする

「うん」
彼女の唇にキス

「そっかぁ」
天井を見つめる桜子

「ダメ?」
彼女の耳にキス

「ダメ…じゃない…よ。どんな顔して行ったらいいのかなぁって」

「そのままでいいよ。いつものまま」

「反対されちゃうかなぁ」

「それはないよ」

「わからないじゃない」

「大丈夫」

桜子は上体を彼に重ね彼と向き合う
「ねぇ、私の歳、だいたい幾つ位だと思ってる?」

「ん?野沢のこと野沢ちゃん、片山さんのこと片山ちゃんって言ってるから、野沢とか片山さんくらい?」

「二人の歳、知ってる?」

「知らね」

「そう。私ね、38よ」

「そうなんだぁ」

「そうなんだぁ、じゃなくて、驚いた?」

「別に」

「お父さんと会うまでに私とのこと、考えていいよ」

「何で?どういう意味?」

「年齢聞いたらひくでしょ、普通」

「俺には関係ない」

「でも、親御さんに会うってことは本当に将来のこと考えないとダメでしょ。翔はまだ若いし、親御さんきっと心配するだろうし」

「心配するだろうし、何?」

「別れること、考えていいよ」

「え?何で?何で別れるってなるの?」

「翔の将来を考えたら、親御さんに私とのこと、反対されると思う。だから、私がお父さんに会う前に翔は私とのことをしっかり考えて。」

「ちゃんと考えてるから。オヤジに会って欲しい」

「一度冷静に考えて。貴方の将来」

起き上がろうとする彼女
翔は腕を掴み引き寄せようとする
桜子は彼の手をそっとほどき
ベッドルームから出て行った

考えてもいなかった言葉を受け
翔は呆然と天井を見ていた
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