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甘い風
第5章 ハマる
…ゴクン…
喉を震わせ翔は飲み込む

「もっと飲む?」

「うん」

無言で細い手からボトルが渡されていることに気付く

(もっと期待しちゃったんだろうなぁ…これは昨日のお仕置き分)

「今のじゃなきゃ俺、飲まない!」

「僕ちゃん、自分で飲めるでしょ?」

「ムカつく!まじ何なの?」

「今日は学校だっけ?」

「そう。2限からー」

「学部は?」

「法学部」

「あら、私と一緒」

「へぇー、もっとチャラい学部だと思ってた」

「チャラいって何よ?」

「チャラいはチャラいだよ」ニコリと微笑む学生くん

「まーいいわ、一緒に出る?もう少しここにいる?」

「鍵は?」

「合鍵ないから、もし私よりも遅く出るなら鍵掛けてコンシェルジュに渡しておいて」

「もう少しここにいるー」
(ラッキー!鍵ゲットー!)
ニコニコしながら横のソファに座り込む

「なんでも好きに使っていいから」

「わかったー」

フワリと桜子は立ち上がり
廊下へ進んでゆく
鞄から鍵を取りだし
部屋へ戻ると
満面の笑みが迎える
彼の頭をクシュクシュ撫で

「これ、鍵ね、私いつも上の鍵しか掛けないから、上だけ掛けてね」

「上って?」

「あ、ドアの上下に鍵があるから、その上のやつってこと」

「了解」
サイドテーブルに鍵を置き
ソファに横たわる翔
その上へ股がり
彼の顔を両手で包み
キスをする

「何時に出るの?」少し寂しげな表情の翔

「8時」

「あと40分もある!」
ぱぁっと明るくなった彼はそう言うと
すぐに彼女の背中へ両腕を伸ばし
グッと引き寄せる

「着替えるからあと30分かな」
ニコリと微笑む桜子

「朝のお前もいい」

舌を絡ませ
じわじわと湧いてくる唾液を互いに吸い付き
唇を
舌を
舐め尽くす

「唇腫れちゃう」
そんな彼女の一言に

「愛の証」
屈託のない笑顔でこたえる翔に

「愛おしくなっちゃう」

「もう、愛しい人になってるでしょ」

「まだ、わからない」

「まだ?」

「うん」

「じゃぁもっともっと可愛がってやる」

男の顔になった翔は
彼女をソファへ押し付け
上から
桜子の唇を奪い
そして
ガウンの内側へと手を滑り込ませ
乳首をそっと刺激する

…ぁっ…

「また感じちゃってるの?」
意地悪そうに彼女の耳元に囁きかけ
耳たぶを舌で愛撫する

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