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甘い風
第7章 壊す
「…っ…ほ…ら…こい…よ…」

…ぁぁ…ぁっ…いぃ…イク…イク…イッ…ちゃ…

…ぁっ…ぁぁ…オレも…イク…ぁぁ…


…ィー…イク…イク…イクッ…
背中を反らし膝から崩れそうな彼女を支えながら
彼も
…イクッ…

声を漏らして
彼女の中から抜き去り
お尻にあてながらドクドクと勢いよく愛を吐き出した

桜子は振り向き
彼に抱きつき
唇を欲する

彼は身をかがめ
そのまま二人は湯槽の中に
向かい合わせで温まりながら

「チューして」
唇を尖らせ瞼を閉じる桜子

無言のまま彼女を抱きしめ
唇を重ねる翔
ゆっくりと唇を互いに開き
舌先で彼の口内を端から端まで味わい
彼もまた彼女の歯や歯茎をなぞるように舌先で

ピチャ
二人が動く度に水面が揺れる

唇を彼女から放し
鼻先を濡れた髪にあて
「次はイチゴ食べる?」

胸元で彼女は
「うん」

「頭洗うから、先に出てて」

「うん、待ってるね」

そっと唇を重ね
彼女はバスルームから姿を消す
(俺こんなにあいつに夢中になれるんだ)
彼は脱力と幸せを感じながら
立ち上がり短い髪を洗いあげ
彼女の待つベッドルームへと向かった



桜子はタバコを手にとり
ルーフバルコニーへ
(きっとこれが幸せなんだなぁ)
椅子に腰掛けタバコに火を着け
ふーっと息を吐く
(生まれ変われそう)

新緑の季節の空気は
ガウン一枚の彼女を震わせた
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