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甘い風
第8章 熱
潤んだ瞳を翔に向け
「あなたの情熱とアルコールのせいで熱くなってるだけよ、あ!ごちそうさまでした!」

「綺麗だよ」

「今日も月は綺麗ね」

「あ、今照れて話題変えただろー」

「ばれた?」

「わかりやすい」
ヘルメットと鞄を彼女に渡し

「酔っぱらいの桜子ちゃん、落ちないようにしっかり掴まってるんだよ」

「うん!がんばる!」

「もう、ほんと、可愛いすぎ!早く帰ろ」

「ゴー!ゴー!」

互いに体温を感じながら空気を切って走っていった



二人揃って
「ただいまー」

「やんっ翔ちゃん大好きー!」
酔った桜子は翔の首に腕を巻き付かせ

「もー!可愛い!」
彼女をベッドルームへと連れ去った


「ねぇ、あれ、洗い終わった?」
ワクワクしている翔

「ん?あれ?」
酔っぱらいの桜子

「ほら、一緒に買った白のやつ」

「あ、仕上がってると思う!」

「どこに?ある?」

「コンシェルジュのところー!」

「なんだー。取りに行くのめんどくさいー。もう脱がせちゃうっ」

「やだやだーチューは?」

「ダメ、反則!かわいすぎ!」

「やだやだー翔ちゃんかっこよすぎー!」

「反則多すぎ!お仕置きはイチゴだなっ」

「やんっ…もぅ…」

熱を帯びた二人を月は照らしていた
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