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甘い風
第8章 熱

左手を眺め
「うん、素敵。こういうシンプルだけど細工が凝ってるの好き」
「良かった」
満面の笑みの翔
「お待たせ致しました」
前菜が運ばれる
「美味しそう!いただきます。」
笑顔の桜子
「今日からずっとして」
真面目な表情を浮かべている翔
「うん、わかった。けど、どうしたの?」
「さっき言ったじゃん」
「虫避け?」
「うん」
「え?何で?」
「いいの。俺の桜子なの」
「やだ、可愛い」
「何で可愛いの?」
「内緒」
「また出た、内緒」
「いいの。翔、ありがとう」
「どういたしまして」
「でもこんな素敵なプレゼントいただいたら、私、何をお返しすればいいのか悩んじゃう」
「いいの、お前が俺のプレゼントだから」
「そうなの?」
「そう」
食事は進みデザートへと
「ねぇ、知ってる?」
唐突に桜子が翔へ尋ねる
「何が?」
「身体に身に付ける物を贈る人の心理」
「知らない、何それ?」
「例えばネックレス、ブレスレット、指環とかって輪になってる物を贈る側の人の心理。私は嬉しいの」
「うん、何?」
「相手を束縛したいっていう心の現れ」
「合ってるよ、だからさっき急に可愛いって言ってたんだ」
「私はそれが嬉しいの」
「可愛いって言われるのはちょっといや」
「そっか、ごめん、カッコイイよ、翔は」
「それなら、いい」
「幸せっ」
「お前が幸せなのが一番嬉しい」
「素敵過ぎです!そして酔ってきたっ」
「じゃあ、食べて帰ろ」
「うんっ」
「そういう桜子、可愛い」
「ビックリしたし美味しいし翔はカッコイイし」
「あはは!良かったね」
「うんっ」
「子供みたい」
彼女の頭を軽くポンポンする翔
「お手洗い行ってくるね」
翔はスタッフを呼び寄せ会計を済ませた
いい気分になった彼女はにこやかに翔の元へ戻り
「さ、帰ろ」
彼の一言とエスコートで店を後にした
「気持ちいいー!」
彼に右手をひかれながら歩く桜子は
左手を眺めニコニコとしている
「気に入ったみたいだね」
「うんっ」
「酔った時のお前って本当に可愛いなぁ」
「だって幸せなんだもんっ!ありがとう!翔」
彼に抱きつき満面の笑みを彼に贈る
そんな彼女が可愛いくてたまらず
彼女の額にキスをした
「なんか熱いな、お前、熱出てる?」
「うん、素敵。こういうシンプルだけど細工が凝ってるの好き」
「良かった」
満面の笑みの翔
「お待たせ致しました」
前菜が運ばれる
「美味しそう!いただきます。」
笑顔の桜子
「今日からずっとして」
真面目な表情を浮かべている翔
「うん、わかった。けど、どうしたの?」
「さっき言ったじゃん」
「虫避け?」
「うん」
「え?何で?」
「いいの。俺の桜子なの」
「やだ、可愛い」
「何で可愛いの?」
「内緒」
「また出た、内緒」
「いいの。翔、ありがとう」
「どういたしまして」
「でもこんな素敵なプレゼントいただいたら、私、何をお返しすればいいのか悩んじゃう」
「いいの、お前が俺のプレゼントだから」
「そうなの?」
「そう」
食事は進みデザートへと
「ねぇ、知ってる?」
唐突に桜子が翔へ尋ねる
「何が?」
「身体に身に付ける物を贈る人の心理」
「知らない、何それ?」
「例えばネックレス、ブレスレット、指環とかって輪になってる物を贈る側の人の心理。私は嬉しいの」
「うん、何?」
「相手を束縛したいっていう心の現れ」
「合ってるよ、だからさっき急に可愛いって言ってたんだ」
「私はそれが嬉しいの」
「可愛いって言われるのはちょっといや」
「そっか、ごめん、カッコイイよ、翔は」
「それなら、いい」
「幸せっ」
「お前が幸せなのが一番嬉しい」
「素敵過ぎです!そして酔ってきたっ」
「じゃあ、食べて帰ろ」
「うんっ」
「そういう桜子、可愛い」
「ビックリしたし美味しいし翔はカッコイイし」
「あはは!良かったね」
「うんっ」
「子供みたい」
彼女の頭を軽くポンポンする翔
「お手洗い行ってくるね」
翔はスタッフを呼び寄せ会計を済ませた
いい気分になった彼女はにこやかに翔の元へ戻り
「さ、帰ろ」
彼の一言とエスコートで店を後にした
「気持ちいいー!」
彼に右手をひかれながら歩く桜子は
左手を眺めニコニコとしている
「気に入ったみたいだね」
「うんっ」
「酔った時のお前って本当に可愛いなぁ」
「だって幸せなんだもんっ!ありがとう!翔」
彼に抱きつき満面の笑みを彼に贈る
そんな彼女が可愛いくてたまらず
彼女の額にキスをした
「なんか熱いな、お前、熱出てる?」

