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100日目の『結婚』
第1章 全ての始まり
ムクリ

と私は数学のノートを差し出した。

上杉くんは引いた。

「・・ふぁ・・」

「あ、あくびした。久しぶりに見たかも。」

「・・・そうですか。」

キーンコンカーコン

鐘がなった。

先生が入ってきた。

「・・・だるぃ・・」

私は小声でつぶやいた。

「じゃぁーこの問題を浅倉。浅倉音色。」

「え?うわぁぁはい!」

私はみんなの笑いものになった。

(え!?どこどこ?!)

私は教科書をペラペラめくった。

『2.5。』

『え?』

『2.5』

「に・・・2.5」

「正解だ。」

こいつは宿題はやってこないくせに頭がいいのがムカつく。

――――――――放課後

「光ちゃーん帰ろうぜー」

広田が言った。

「広田っ!光ちゃんにはいとしの彼女がいるんだから。」

「あ・・そっか。じゃぁいいや。熱く語っちゃえよ。」

広田と永田が帰っていった。

最近、幼馴染の上杉くんと知紗が付き合い始めたらしい。

「光輝ッ。」

「知紗。」

「帰ろう?」

「あ。。あぁ。」

―――音色―――

「・・・一人で帰るのかぁ・・・。」

私はとぼとぼ帰り道。

ポツポツ

あんなに明るかった空が一気に曇化としていき、ついに雨が降りだした。

「え!?うそぉ!今日は最悪だ!・・・でもこれも青春・・・か」

私は濡れてもいいやと思い歩き出す。

後ろから私の跡を付いてくる人影が見えた。

私は走り出す。

パシャパシャッ

後ろの影も走り出す。

ドテッ

「イタタ・・・」

私は派手に転んだ。

「大丈夫か!?」

「イヤッ!」

私は目をつむって手を払った。
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