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第31章 ピアス　～優華～

「優香、月が奇麗だ。月の方を見て！」

膝の上で、私をくるんと回し、自分と同じ方向を向ける。


っと、健一の手が、ブラウスをたくしあげ、中に入ってくる。

ブラジャーの隙間から、乳首をつまむ。


「あん。健一、嫌だよ。外だよ。」


健一が耳元でささやく。


「月を見てたら狼になっちゃった。

大きな声を出したら、誰か来ちゃうよ。

静かにしてようね。」


健一の手は、どんどん手はエスカレートしていく。

もう片方の手が、スカートの中をまさぐる。