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月 ~優香~
第34章 夏休み 〜優香〜
ごっくん。
健一が、生唾を飲み込む音が響く。
「優香!ダメだ。我慢出来ない!」
健一は、ベルトを緩めると、自分のモノを取り出し、
こちらに向かおうと、腰を浮かせる。
私は、途端に、意地悪をし返したくなった。
「来ちゃダメ!そこで見てて!」
「えっ?」
腰を浮かせた間抜けな格好で、目が点、状態の健一をよそ目に、
追い打ちをかける。
「だから、健一は、そこに座って、見てて!
こっちに来たらやめるから。」
健一は、慌てて、ソファーに座り直す。