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月 ~優香~
第7章 長い夜1
「ここ?触ってほしいの?」


優華は、俯きながらうなずく。


「じゃあ、きちんとお願いしてよ。」


俺は、割れ目に沿って、やさしく指を這わせる。


  あっ。あん。


もうそこは、蜜が滴っていた。

俺は、優華の目の前に、優華のもので濡れている指を差し出して見せた。


「優華のここ、洪水だよ。

こんなに感じて、やらしね。」


「イヤっ。」

優華が目を反らせる。


「『嫌?』こんなに濡らして?

優華のここは、

『もっとして!』って言ってるよ。」


  あぁぁぁっ。あぅ。


俺は、さっきより強く早く、指をこすりつける。


「ほら、『もっとして』って、お願いしてごらん。

やめちゃうよ?」



俺は、そっと指を太ももへ移動させて、優華の顔を覗く。


優華は、腰をもぞもぞさせ、目に涙をためて、俺を見た。


「お願い。イジワルしないで。

もっと気持ち良くして。」


「よし。」


う~ん。この感じだ。



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