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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第2章 主のいない家 ー自慰行為ー
”私とは必要な事しか話さず、目も合わせない将太が私を見つめていたのは、この首輪だったのね”
”てっきり綺麗な母親に見とれていたのかと思った(自惚れ)”
”この首輪をみてどう思ったのかしら?”
”変態プレイ”
”淫乱な母親”
”いや、まだ高一だから知らないかも、ただのお洒落だと思ってるかも”
春香の頭の中は朝からフル回転していた。
こうして、結婚後初!夫のいない生活の初日を、春香は最悪のかたちでスタートした。

身支度をし(もちろん首輪は取り外した)リビングへ行く春香
テーブルには、春香の朝食も用意されていた。
さらに弁当も...
”ありがとう ひろくん”

結婚し、春香がこの家に来てからは、夫の博己が家事のほとんどを行っていた。
家族全員分の朝食と夕飯、さらに春香の弁当も毎日作っていた。
洗濯もいつも家にいる夫が、昼の間に行っていて、しかも春香の下着に関しては、手洗いしていた。
夫曰く”春香の下着を洗うのが一番の楽しみだと”
はっきり言って”変態”なのだろう。
その為なのか洗濯場には、春香の下着専用の籠が用意されている。
昨夜、春香が自慰撮影で使用した’濡れ濡れ極小ショーツ’は、ジップロックに入れて鞄の奥に詰め込んで出掛けていったらしい。
やっぱり”変態”なのだ。

話を戻そう...
春香は一人で朝食をすませ、弁当を鞄に入れて玄関へ向かった。
靴を履き振り返るが、博己の姿はない。
寂しすぎる...
「いってきます」
小さな声で呟き家を後にした...
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