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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第8章 夏祭の手伝い ー清算取引ー
イベント広報を終え、八百屋の店先で休む春香。
集まっていた男達は、イベント参加の為、噴水広場へ急いで向かって行った。

”はぁ、あの人達もレースに参加するのね”
複雑な心境で、ため息をつく春香
「お疲れ様でした」
スタッフが、スポーツドリンクを持って来た
「あっありがとう」
喉が渇いていた春香は、一気に飲む
♪ゴクッゴクッ
ペットボトルを咥える、春香の顔を見つめるスタッフ
「しかし、盛り上がりましたね。一時は、どうなるかと思いましたよ」
「そうね、喧嘩になった時は、ホント怖かったわ」
「大泉さんのおかげですね」
「確かに...あれっ大泉さんは?」
「あぁ、噴水広場に行きました」
「そう、忙しい人ね」
「春香さんは、一旦公民館に戻りましょう。荷物片付けますから、少し待ってて下さい」
「はいっ」

スタッフを待つ春香に、一人の男が近寄って来た
”えっなに?だれ?”
それは、肉屋の店主だった
「こんちわー」
「こっこんにちわ」
挨拶をし、うつむく春香
春香の前にしゃがんで、顔を覗き込む肉屋の店主
「えっなんですか?」
「あれーもしかして」
”まずいっバレた?”
焦る春香
「若奥さんだよね?ねぇねぇ」
「なんのことですか?」
肉屋の店主に背を向け、その場から離れようとする春香
すると、素早く春香の前に立ち、春香の眼鏡が取られた
「ちょちょっと」
「あー!やっぱり若奥さんじゃん」
「眼鏡返して下さいよ」
「あーはぃはぃ、どうぞ。ケツ見てピーンと来たんだよね」
「まったく、もう」
眼鏡を掛ける春香
「いやー嬉しいなー、若奥さんがコンパニオン引受けてくれたんだ」
「大きい声で、若奥さんって、呼ぶのやめて下さい」
「よーし絶対優勝するぜー」
「えっ!まさかレース?」
「1週間前から練習してますから」
「...」

「どうしたんじゃ」
店の奥から、八百屋の店主が出て来た
「あーおっちゃん、こんちわー」
「なんだ、マー坊か!人んちの店先でナンパすんじゃないよ」
「おっちゃん、一段とハゲあがってきたね」
「なんだとてめー」
新聞を投げつける八百屋の店主
「あっぶねー」
走り去るマー坊
「さっさと帰りやがれっ」
棒を振り上げる八百屋の店主

マー坊が、遠くから叫んだ
「若奥さーん!待っててねー」
両手で、乳を揉む仕草をするマー坊
”まったく...最低だわ”
呆れる春香だった。
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