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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第8章 夏祭の手伝い ー清算取引ー
仲間達の歓声に、両手を上げて応える棟梁。

春香は、総士の姿を探していた
「ねぇ!春香さん。あれっあの人!」
育美が春香の肩を叩き、指をさす
「えっどこ?」
その方向を見回す春香
「あそこですよ、あのチャラそうな人」
「えっチャラそう?...あっ」
春香の目に映ったのは、肉屋の店主だった。

「あの人がどうしたの?」
「さっき、ここ戻って来る時、あの人にナンパされたんです」
「あぁ、そういう人だから、あまり関わらない方がいいわ」
「でもあの人、優勝候補筆頭らしいですよ」
「えぇー!」
「商店街の人達が言ってました」
「そうなの」
「ちっちゃな頃から悪ガキで、15で不良と呼ばれてたみたいです」
「.....それ歌でしょ」
”その年でよく知ってるわね...”
「いやそれが、運動神経抜群、今も草野球してて、さらにダンスも得意」
「...」
「だから、スタミナ抜群、そして朝5時から、叫びながら三輪車の練習」
「なぜ、叫びながら...」
「だから、とんでもなく近所迷惑」
「そりゃそうでしょ」
「しかし、それを見た豆腐屋さんが、度肝を抜かれたそうです」
「どうして?」
「新聞配達の自転車と競走して、勝ったらしいんです」
「ありえない」
「本名:仲野真彦、あだ名:マー坊、年齢:34、身長:170、SEX:自分勝手」
「育美ちゃん、その情報いらないわ...」

「春香さん。あれっあの大きい人!」
「今度は何?」
「イケメン君ですよっ」
「えっ!」
春香の目に映ったのは、総士だった。

「どうです、カッコいいでしょ」
「そっそうね...」
二人の視線に気付いた総士が、近づいて来た
「あれっ!こっちに来ますよ」
”えっ!うそっ”
焦る春香と喜ぶ育美

「さっきは、どうも」
総士は、爽やかな笑顔で挨拶してきた
「どっどうも、早食い競争、優勝おめでとうございます」
少し緊張気味に、挨拶する育美
「あぁ、ありがとう。育美ちゃんだっけ?」
「はいっ植松育美19歳です」
「さっきは、応援してくれてありがとう。お蔭で、この場所に立つ事が出来たよ」
「いえいえ、あの後、スタッフさんに怒られましたけど...」
「はははっそうなんだ」
笑い声まで、爽やかな総士。白い歯が眩しい
春香に近づく総士
「どうも...春香先生」
「どっどうも」
うつむく春香だった。
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