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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第8章 夏祭の手伝い ー清算取引ー
拍手が鳴り響く中、二人を乗せた2基の神輿は、脇に準備された台に置かれた。

”やっと終わった”
疲れ果てた春香は、神殿の屋根に座り込んだ
「ふーー」
大きなため息をつき、下を向く春香
「えっ!」
担ぎ手達全員が、下から春香を見上げていた
その視線は、3合目まで露わとなった、双丘に向けられている
”やだっ!”
慌てて、タンクトップの裾を下げる春香

『お集まりの皆様!』
聞き覚えのある声が、スピーカーから流れた
『14時より、三輪車グランプリが公民館で行われます!』
それは、須藤の声だった
『観戦希望の方は、こちらでチケットを販売しますので、お集まり下さい』
...

神輿から降りた、春香と育美は汗を拭き、飲み物を飲んでいた
「楽しかったですね」
笑顔の育美
「腕がパンパンだわ、明日、筋肉痛になっちゃう」
怪訝な表情の春香
もう一つ、春香には気になる事があった
それは、股間だった
激しい神輿の動きで、インナーショーツがくい込み、違和感を抱いていた
同じように、スパッツもくい込み、ワレメがクッキリと見えている
しかし、大勢の人達の前で、股間を弄る訳にもいかず、困っていた
こうして、育美と話している時も、男達の視線を感じる
気付かれないよう、さり気なくスパッツの裾を引き、食い込みを直す春香

二人のもとに、スタッフがやってきた
「そろそろ、商店街の方に出発します」
「もう、お神輿は無理ですよ!」
グズル春香
「予定が変わりまして、神輿は使いません」
「助かったけど、なんでまた?」

どうやら、公民館に入れるのが20歳以上ということに、クレームが出たようだ
そこで、須藤が考えたのが
20歳未満の人達の為に、一般者参加の神輿体験
神輿に乗りたい女の子を集い
同時に、担ぎ手となりたい男子を集めて、盛り上がろうという事になったらしい。

乗り手となる女子は無料
担ぎ手の男子は5百円を徴収
神輿の担ぎ棒は、前後で8本
一本に3人と計算して24人、前後にプロを2人ずつ就けて、引く4で20人
20人×5百円で1万円、かける2基で2万円
5回やれば、10万円!10回やれば...

どこまでも、抜け目のない須藤だった。
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