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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第8章 夏祭の手伝い ー清算取引ー
神輿に乗ることがなくなり、安堵する春香。

スタッフの説明が続く
「ただ、歩くのでは盛り上りませんので、騎馬の形でいくことにしました」
「騎馬?騎馬戦のですよね」
「そうです。お二人には、騎馬の上に乗ってもらい、ボードを掲げてPRして頂きます」
春香達のもとに、ハッピ姿の男が6人やってきた。
それは、神輿の担ぎ手達だった

「時間がないので、急ぎましょう」
スタッフの言葉で、3人ずつに分かれた男達が、春香と育美の前に、背を向けて立った
ハッピを脱ぎ捨て、ふんどし一丁となる男達
それは、六尺褌と呼ばれる、臀部が露出するものだった
見事な、Tバック状態で並ぶ、6つの男の尻
”なぜ脱ぐ!”
またも、春香に不安がよぎる

しゃがんで、騎馬を組み始める、ふんどしの男達
前一人、後ろに二人、三角形になり、前の男が両手を後ろに出す
その手を後ろの二人が、片方の手で掴む
そして、もう片方の手を、前の男の肩に乗せる
「さあ、乗って下さい」

スタッフに促され、騎馬に近づく春香
騎馬の前の男は、スキンヘッドで、ポッチャリ体型
騎馬の左後の男は、眼鏡をかけた、インテリ風
騎馬の右後の男は、細マッチョで、ちょい悪風

春香は、肩に掛けられた二人の腕をまたぎ、そして、その腕に座る
そして、前と後ろで繋がれた手に、足を掛けると、三人の男達は立ち上った

「さあ、二手に別れて行きましょう」
スタッフの案内で、春香と育美を乗せた騎馬は、商店街へと向かった。
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