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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第8章 夏祭の手伝い ー清算取引ー
着替えを終えた春香と育美は、本戦レースを見るため、会場に向かう。

関係者用の席がある、ステージ脇には須藤と聡美がいた
「須藤さん、戻ってたんですね」
電卓を弾く須藤に、春香が声を掛けた
「ええ、神輿体験は、スタッフに任せて来ましたから」
春香と育美の浴衣姿を、まじまじと見つめる須藤
「お二人とも、すごく似合ってますよ」
「これ、超可愛いです、気に入りました」
嬉しそうに答える育美
「いや、これ短すぎですよ...」
裾を押さえる、春香
「そろそろレースが始まるから座って」
聡美が椅子を引き、春香と育美を座らせた。

『大変長らく、お待たせ致しました!』
大泉の声が館内に流れる
『これより、激走!ミニミニ三輪車グランプリを始めますっ!』
「おぉー」
館内が歓声に包まれる
『まず、予選を勝ち抜いてきた、18人の精鋭達をお迎えしましょう』
18人の男達が一列に入場すると、拍手が沸き起こった
その中には、大工の棟梁と肉屋の店主、マー坊の顔が見える
そして、一番最後に、総士の姿が見えた
「やった!総士君がいますよっ」
喜ぶ育美
”勝ち上がって来たのね...”
複雑な心境の春香
...
『それでは、Aグループから始めます』
大泉の声で、スタート地点に移動する6人
その中には、大工の棟梁、喜多野がいた。

レースは、ABCの3グループに分かれて行い
各グループの上位2名が、GPファイナル(決勝)進出となる
決勝は、各グループの1位が、前列からのスタートとなり、断然有利となる

♪ピッ・ピッ・ピッ・ピーーー
Aグループのレースが始まった
飛び出したのは、横に並んで若い男の子2人、その後ろにガテン系の青年
喜多野は、予選と同じように出遅れた
最初のコーナーを過ぎ、スラローム
そして、板で作られた坂を登るところで、ガテン系の青年がトップに出る
登り坂で失速した、若い男の子2人の間に、喜多野が割って入る
2人を難なく、抜き去る喜多野
下り坂で一気に、ガテン系の青年を捕らえた喜多野
だが、2つ目のコーナーで、大きくふくらみ、ガテン系の青年に離される
直線で詰めるが、S字で離される
最終コーナーを過ぎ、最後の直線!
逃げるガテン系の青年
もの凄いスピードで、追い詰める喜多野
ラスト5mで並ぶが
僅かに届かず、喜多野は2着となった

館内は、大きな歓声と拍手に包まれた。
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