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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第9章 ヌードモデル ー絵画教室ー
~時は遡る事、今から4年前~
-・-・-・-・-・-・-・
ここは、都内でも有数の進学校
-・-・-・-・-・-・-・
ここに、橘(たちばな)春香はいた。(現在・海野春香)
「橘先生っ」
春香を呼ぶ、男性教師
「あっ井上先生、なんですか?」
「今日の進路相談、一人で出来ますよね?」
「えっ!井上先生、来ないんですか?」
「いや、ちょっと急用が出来てしまって」
「私一人じゃ無理ですよ」
「しょうがないでしょ、急用なんだから!まっ宜しく」
男性教師の井上は、春香に一任し、立ち去って行った
”うそでしょ!私一人で、あの父親は無理でしょ”
...
今日は、ある生徒の進路相談が行われる
それは、生徒とその父親の、意見の相違が原因であった
春香は副担任として、担任の井上と一緒に、その父親と会う約束となっていた。
担任の井上は、厄介ごとはいつも春香に対応させ
何かあれば、全ての責任を、春香に押付けてくる男である
有名な進学校で、校則も厳しく、問題があればすぐに停学、退学処分
父兄からの問題提起も多く、それに対応する日々が続き
春香は、ほとほと疲れていた
さらに、春香を悩ます要因
それは、男性教員達の’セクハラ’であった
春香は、真剣に転職を考えていた。
放課後、進路相談室に向かう春香に声が掛かる
「春香先生!」
「あっ総士君」
福嶋総士(18歳)高校3年生
成績優秀、スポーツ万能でイケメン、女子に人気のある生徒
その総士が、今日の進路相談の対象である
「先生、父が何度もすいません」
気まずそうに、頭を下げる総士
「いいのよ、自分の人生なんだから、自分の進みたい道を、行くべきだと思うわ」
「ありがとう先生」
「ただ...」
「親父ですよね、迷惑掛けます」
春香と総士の顔が曇る。
総士の父親は、大学病院の医師で、かなり地位のある立場らしい
2年の時の三者面談で、総士は医学部への進学となっていた
総士の成績から、学校側も問題ないとの判断で進んでいたのだが
3年になった総士が、美術大学に進みたいと言い出し、何度も話し合いが行われた
話し合いは拗れ、総士と父親は口論となり
総士は家を出て、一人暮らしを始め、父親と絶縁状態となっていた
大学受験の申し込みが迫り、今日が最終結論の日である。
「お父さんは、私がなんとか説得してみるから」
春香は気合いを入れ、進路相談室に向かった。
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ここは、都内でも有数の進学校
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ここに、橘(たちばな)春香はいた。(現在・海野春香)
「橘先生っ」
春香を呼ぶ、男性教師
「あっ井上先生、なんですか?」
「今日の進路相談、一人で出来ますよね?」
「えっ!井上先生、来ないんですか?」
「いや、ちょっと急用が出来てしまって」
「私一人じゃ無理ですよ」
「しょうがないでしょ、急用なんだから!まっ宜しく」
男性教師の井上は、春香に一任し、立ち去って行った
”うそでしょ!私一人で、あの父親は無理でしょ”
...
今日は、ある生徒の進路相談が行われる
それは、生徒とその父親の、意見の相違が原因であった
春香は副担任として、担任の井上と一緒に、その父親と会う約束となっていた。
担任の井上は、厄介ごとはいつも春香に対応させ
何かあれば、全ての責任を、春香に押付けてくる男である
有名な進学校で、校則も厳しく、問題があればすぐに停学、退学処分
父兄からの問題提起も多く、それに対応する日々が続き
春香は、ほとほと疲れていた
さらに、春香を悩ます要因
それは、男性教員達の’セクハラ’であった
春香は、真剣に転職を考えていた。
放課後、進路相談室に向かう春香に声が掛かる
「春香先生!」
「あっ総士君」
福嶋総士(18歳)高校3年生
成績優秀、スポーツ万能でイケメン、女子に人気のある生徒
その総士が、今日の進路相談の対象である
「先生、父が何度もすいません」
気まずそうに、頭を下げる総士
「いいのよ、自分の人生なんだから、自分の進みたい道を、行くべきだと思うわ」
「ありがとう先生」
「ただ...」
「親父ですよね、迷惑掛けます」
春香と総士の顔が曇る。
総士の父親は、大学病院の医師で、かなり地位のある立場らしい
2年の時の三者面談で、総士は医学部への進学となっていた
総士の成績から、学校側も問題ないとの判断で進んでいたのだが
3年になった総士が、美術大学に進みたいと言い出し、何度も話し合いが行われた
話し合いは拗れ、総士と父親は口論となり
総士は家を出て、一人暮らしを始め、父親と絶縁状態となっていた
大学受験の申し込みが迫り、今日が最終結論の日である。
「お父さんは、私がなんとか説得してみるから」
春香は気合いを入れ、進路相談室に向かった。