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第9章 ヌードモデル ー絵画教室ー

疲れを感じながらも、ポーズをとり続ける二人。

雅美は、左の春香側の正面、一番前に座る、若い男女に目をやった
参加者の大半がエロ目的の中で、真剣な眼差しで描き続ける若い男女
雅美は、その若い男の子が、気になっていた
”カッコいい、高校生かしら、もっと私を見てよ”
雅美の股間が疼きだす
「はいっそこまで」
巧の声で、男の子の手が止まり、深いため息をついたのが見えた
雅美は、裸のままモデル台を降り、その男の子の元に向かった。

「えぇっ！」
裸のまま雅美が近づいて来たことに、驚きの表情を見せる男の子
その周りの参加者達も、驚きながら、雅美の裸体を覗き見る
「ねぇ、君、高校生？」
優しい口調で、男の子に聞く雅美
「はい、そうですけど」
「ちょっと見せてもらってもいいかな？」
「はっはい、どどっどうぞ」
動揺が隠せない男子校生
男子校生の横に立ち、絵を見る雅美
「わっすごい！」
驚く雅美
「君、上手すぎでしょ」
その高校生の描いた、鉛筆デッサンは、確かに素晴らしい出来だった
60分という時間で、春香と雅美の2人の裸は、見事に完成していた。

鉛筆で細かく描かれた絵を、覗き込む雅美
男子高生の目の前に、雅美のロケットおっぱいが迫る
戸惑いながらも、雅美の胸に目を奪われる男子高生
雅美が振り返ると、目の前に雅美の顔が！
思わず、目を伏せる男子高生
雅美の陰毛、さらに陰裂が見える
男子高生の股間が、ムクムクと盛り上がってくる
雅美はじっと、その様子を見つめていた。

「きゃっ！」♪ドンッ
教室にいる全員が、声と音のした方を見る
モデル台の下で、春香が座り込んでいた
「痛っ～」
春香はモデル台を降りる時、踏み台がよく見えず、足を踏み外してしまったのだ
春香の元に駆け寄る、巧と女性講師
「春香、大丈夫？」
雅美も全裸のまま、春香の元に駆け寄った
参加者達の視線が集まる
「ごっごめんなさい、大丈夫です」
注目される恥ずかしさで、痛みを忘れ立ち上る春香
どうやら怪我はしてないようだ
駆け寄った三人は、ほっと胸を撫で下ろした。